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自然の韻(うた)が聞こえる庭づくりを一緒に始めませんか?
私たちは、庭は自然と一緒につくるものだと思っています。もともとそこにある自然を無理にどかして戦うには、どうしても無駄な力が必要になります。
むしろ自然からヒントをもらい、自然の力を利用し、少し任せてみるのです。
環境をじっくり観察し、その場所に合った植物を植え、無農薬・無化学肥料でしっかり根付かせる。
そして、あまり神経質にならず雑草や増え過ぎたものだけを取り、あって欲しいものは残していく。
そんな力を抜いた姿勢でつくる庭が、長く楽しめる将来性のある庭だと考えます。
実は、このことは特別なことではなく、
過去何世紀にもわたって私たちの先輩たちが日常的に行ってきたことなのです。
庭に根付いた植物たちのもとには、そこに住みやすい生き物たちが戻ってきます。
そして、その生き物たちがさらに多様な動植物群をつくりあげていきます。
庭をつくるという人間の活動は、周りの動植物にとっても有益であり、
人間と自然とは共存できると確信しています。
自然な庭が心地いいと、周りの人がそれを見て真似をして、あちこちに自然を呼ぶ庭ができていく。
そこかしこから自然の韻(うた)が聞こえてくる。
そんな、希望が育まれるような庭づくりを一緒に学び、広げていきませんか?
きっとそんな小さなことから世界は変わっていくに違いありません。