ガーデンルームスのモチーフについて

ガーデンルームスのモチーフ

ポール・スミザーが子供の頃から大好きなカエルがガーデンルームスのモチーフです。

イギリスでは第二次世界大戦後、環境の悪化で90%近くの地域からカエルが消えてしまいました。カエルの絶滅を止めたのはロンドンなどの都市の個人のガーデンの植物や池の存在でした。

カエルは環境の変化に特に敏感で影響を受けやすい生物です。自分のまわりにカエルがいるということは、まわりの環境が健康であることの証。生物が生命を営む生態系が整っている証です。

地球環境の悪化についてのニュースを耳にすることが多くなりましたが、私たちは生き物の種類が急速な勢いで減っていることがとても問題だと考えています。いろいろな生き物と共生するには、植物の種類を増やすことが大切です。水辺や石垣など、自然な素材で隠れ家になるものがあることも大切です。地球温暖化を防止しようと言われても、どうすればよいかピンときませんが、自分の庭やベランダにいろいろな植物を植えることなら、すぐに誰にでも実行できます。ベランダの小さなコンテナでも、虫たちはめざとく見つけてやってきます。種を残せば、鳥たちも食べに来ます。庭が当てにされ、自分の植えたわずかな植物が、こうして生き物たちの命を支えていることが実感できます。ロンドンの庭がそうであったように、たとえ小さな庭やベランダでも、小さな生物たちの命をつなげることができるのです。

そして、化成肥料や薬剤など環境に負荷のかかる物質に頼らずにオーガニックでガーデンを維持すること。それは、けっしてむずかしい、何か特別なことではないのです。環境に合わせた植栽と手入れの基本を大事にすれば、ごく普通に、簡単にできることなのです。

日本はすばらしい原生植物の宝庫です。カエルのまわりの葉っぱは、クジャクシダ、イカリソウ、ギボウシ、ノガリヤス。